日本講談協会1月の公演予定

講談新宿亭
【昼】 1月16日(水) 講談新宿亭 開演13時 新宿永谷ホール
出演: 前座、松之丞、紅佳、阿久鯉、鯉風、愛山、山吹 、松鯉、
【夜】 1月16日(水) 講談新宿亭 開演18時
出演: 前座 、紅純、 真紅、蘭、京子、昌味、鯉風 紅

講談広小路亭
1月31日(火) 講談広小路亭  開演12時 上野広小路亭
出演: 前座、紅純、紅佳、茜、京子、山吹、阿久鯉、鯉風、松鯉、蘭、昌味、紅、紫、愛山

日本講談協会定席
1月19日(土) 日本講談協会定席 開場12時30分 上野広小路亭
出演: 前座、松之丞、真紅、茜、愛山、鯉栄、紫 、紅

日本講談協会定席
1月20日(日) 日本講談協会定席 開場12時30分 上野広小路亭
出演: 前座、紅佳、紅純、蘭、鯉風、陽子、阿久鯉、昌味、 松鯉

若葉会
1月17日(木) 若葉会  開演12時 お江戸日本橋亭
出演: 鯉花、陽菜、久之助、久太郎、松麻呂、桜子、紅純、真紅、松之丞

若葉会
1月28日(月) 若葉会  開演12時 お江戸日本橋亭
出演: 鯉花 、陽菜、久之助、久太郎、松麻呂、桜子、紅純、真紅、松之丞


講談広小路亭

12月18日(火) 講談広小路亭 開演12時 上野広小路亭
出演:前座、松之丞、茜、紅純、紅佳、鯉風(仲)京子、昌味、松鯉

日本講談協会定席
12月21日(金)日本講談協会定席 開場12時30分 上野広小路亭
出演:前座、紅純、真紅、松之丞、阿久鯉 (仲)蘭、愛山

日本講談協会定席
12月22日(土 )日本講談協会定席 開場12時30分 上野広小路亭
出演:前座、紅佳、‬鯉栄、鯉風、紅‬(仲)阿久鯉、松鯉‬

12月25日(火)若葉会 開演12時 お江戸日本橋亭
出演:久之介、久太郎、松麻呂、桜子、紅純、紅佳、真紅、松之丞

日本講談協会12月の公演予定

講談広小路亭
12月18日(火) 講談広小路亭 開演12時 上野広小路亭
出演:前座、松之丞、茜、紅純、紅佳、鯉風(仲)京子、昌味、松鯉

日本講談協会定席
12月21日(金)日本講談協会定席 開場12時30分 上野広小路亭
出演:前座、紅純、真紅、松之丞、阿久鯉 (仲)蘭、愛山

日本講談協会定席
12月22日(土 )日本講談協会定席 開場12時30分 上野広小路亭
出演:前座、紅佳、‬鯉栄、鯉風、紅‬(仲)阿久鯉、松鯉‬

12月25日(火)若葉会 開演12時 お江戸日本橋亭
出演:久之介、久太郎、松麻呂、桜子、紅純、紅佳、真紅、松之丞

日本講談協会3月の公演予定

3月18日(日) 日本講談協会定席 12時30分開場 上野広小路亭
出演:桜子、紅純、紅佳、鯉風、愛山(仲)紫、松鯉
3月19日(月) 日本講談協会定席 12時30分開場 上野広小路亭
出演:桜子、真紅、蘭、鯉栄、松鯉(仲)松之丞、阿久鯉
3月23日(金) 講談広小路亭 12時開演 上野広小路亭
出演:桜子、蘭、阿久鯉、紅、松鯉(仲)松之丞、紫、愛山
3月26日(月) 若葉会 12時開場 お江戸日本橋亭
出演:桜子、紅純、紅佳、真紅、松之丞、蘭

 

第15回荻窪講談大盛況終了!ご来場ありがとうございました!


今回も多くの皆様のお運びを頂き、第15回の公演も大盛況のうちに終演いたしました。ご来場大変ありがとうございました。今回は、「祝!紅、芸道40周年」、「祝!紅佳 二つ目昇進」、「神田紅葉さんを偲んでのトーク」と3本のエポックを掲げた講談会となりました。
冒頭、いつもの「講談演ってみまショー」ではなく、紅より本日の演目解説や紅葉追悼イベント趣旨など、本公演は特別なものであることが語られ、聴衆の期待を煽りました。
まずは二つ目に昇進した紅佳の「神田紅葉物語」よりスタート。いつもの金屏風ではなく、設置したスクリーンを背景に、物語に合わせ神田紅葉のメモリアル写真が大きく映されました。亡き姉弟子の生涯という意欲的な創作を二つ目昇進記念に思いを込めて熱演。多くの拍手を頂きました。

続いては蘭による創作講談「樋口一葉」、まくらには紅葉を東京の母と慕っているとの逸話もありました。本編は真打ち昇進を来年に控えている実力を遺憾無く発揮し、いきいきとした登場人物と軽妙な語りで一葉の波乱に満ちた生き様を時間まで語り、聴衆を引きつけ万雷の拍手を頂きました。

次なる山吹も紅葉との逸話をまくらに、幼き徳川吉宗とお大岡越前守の逸話「名君と名奉行」を語りました。親しみやすいキャラクターそのままに、幼少期のわがままな吉宗を巧みな話芸で演じ、当時の情景も浮かぶような熱演でした。

中入り後は、神田茜。やはり紅葉との逸話のまくらから、荻窪講談二度目になる演目「好き好き金右衛門様」。茜が演じる純朴で不器用な主人公「おてか」の恋愛物語は一度見たら忘れ得ぬ楽しさで、聴衆を魅了し笑いと大きな拍手を頂きました。

そして大トリは芸道40周年の神田紅。演目は「二代目紀伊國屋文左衛門」。初代の身代を放蕩の限りで潰しながらも、人に慕われた二代目の人生を語りました。幾多の登場人物を情景豊かに演じ分ける熟練の話芸は往時の景色が目に浮かぶようで、流石の講釈に万雷の拍手を頂き、長き芸道と実績を祝福して頂きました。

今回は特別企画として、荻窪講談と共に歩み7月に亡くなった神田紅葉を出演者、関係者と偲ぶコーナーを設け、それぞれが紅葉との思い出を語り、紅葉を哀悼しました。
最後に、たのはぐ会八重幡会長が功績を讃え感謝を述べ、その意志を次に繋げるべく、荻窪講談の継続を宣言し来場者の協力を仰ぎ大きな拍手を頂きました。

本サイトにも掲載してある、荻窪講談においての紅葉さん最後の名演「耳なし芳一」の映像ダイジェストを、来場者の方々と見て紅葉さんを偲び、大団円です。

今回もご来場ありがとうございました。次回16回公演は来年平成30年6月27日(水)です。またのご来場をお待ちしています。
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photo by saito(たのはぐ会)

11月1日(水)開催!第15回荻窪講談パンフレット完成

■ 平成29年11月1日(水)
午後5時30分開場 午後6時00分開演
■ 杉並公会堂小ホール
東京都杉並区上荻1丁目23番15号JR荻窪駅より徒歩7分

出演講談師、演目はパンフレットにあります。
左の画像をクリックするとPDFファイルでパンフレットが開きます。

チケットに関するお問い合せは、
info@ogikubo-kodan.info まで

第13回荻窪講談大盛況終了!ご来場ありがとうございました!


321a1767今回も多くの皆様のお運びを頂き、第13回の公演も大盛況のうちに終演いたしました。ご来場大変ありがとうございました。今回は神田紅葉真打披露公演ということで、たのはぐ会より寄贈した記念幕をバックに開催されました。最初に、またも起こし頂いた福島県矢吹町の町長、議長と、たのはぐ会八重幡会長、神田紅と登壇し、恒例の義援金の贈呈を行いました。
演目は紅佳の「曽我物語」から開始、曽我兄弟の仇討名場面が熱演され、開場も温まりました。続いては蘭による「鼓ヶ滝」、和歌の名手と知られる西行法師の不思議な体験が、蘭の軽妙な芝居で綴られました。山吹は最も旬な真田幸村がらみの「猿飛佐助」。忍びとして幸村に出会うまでの数奇な話、山吹の生き生きした佐助が光りました。
茜はお馴染みの創作講談、婚期を逃したバスガイドの悲哀をコミカルに語りました。開場に笑いも起こり講談会も華やぎました。そして中入りには、壇上に出演者後援者が揃い踏みし、今回の主役、紅葉の真打ち披露口上が神田一門により行われました。
中入り後は、師匠紅がトリ前に初登場。お馴染みの赤穂浪士伝より、今回は「堀部安兵衛の妻」。四十七士最長老であった安兵衛が妻の内助と愛に支えられ討ち入りを果たす涙の物語、紅の熱演も今日ばかりは次を支えるものとなりました。
そして大トリは真打ち紅葉の登場です。演目は「樋口一葉作 大つごもり」貧しくも健気に生きる少女の葛藤にはらはらし、最後はほろりとさせれました。紅葉一世一代の襲名披露公演にふさわしい熱演で、お客様からも万雷の拍手をいただきまして大団円です。今回もご来場ありがとうございました。次回公演は来年平成29年5月18日(木)です。またのご来場をお待ちしています。
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photo by saito(たのはぐ会)

第13回荻窪講談演目補足情報

「時代物」である講談は、時間の制約もあり長編物語の一節のみ演じられることが通常です。そのため、その物語の時代背景や大まかな全体ストーリーを知っていると、より深く講談を楽しむことができます。今回は来る11月2日(水)に行われる第13回荻窪講談の演目補足情報を掲載いたします。こちらをお読み頂き、それが演者によってどのように語り演じられるかを楽しみに、ぜひご来場ください。 ※下に講演のパンフレットPDFファイルあります。

「曽我物語」  紅佳

時代は、平安末期から鎌倉初期にかけてのお話し。将軍、頼朝公を敵に回した伊藤祐親(すけちか)の孫として辛酸を舐め尽くしながらもたくましく成長した曽我十郎祐成(すけなり)、曽我五郎時致(ときむね)の兄弟が、富士の裾野で父の敵、工藤祐経(すけつね)を仇打つ。この史実は、歌舞伎、能、浄瑠璃などに姿を変え後世にまで語り継がれてきましたが、特に江戸の歌舞伎では初春狂言に曽我物をかけるのが慣例となるほどの人気の演目となりました。

 

「鼓ヶ滝」  

平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活動した歌僧、西行。23歳で武士の暮らしを捨て出家、以来、諸国を行脚し数々の歌を残しました。勅撰和歌集では『詞花集』に初出(1首)。『千載集』に18首、『新古今集』に94首(入撰数第1位)をはじめとして二十一代集に計265首が入撰した和歌の天才。そんな西行の説話や伝説は、能や長唄、落語として語り継がれています。

 

「猿飛佐助」 山吹

戦国時代の武将、真田幸村に仕えた勇士として知られる、猿飛佐助。実はこの人、架空の人物。大正3年(1914年)、講談師の玉川玉秀斎が講談を書籍にして発刊した「立川文庫」の第40編に『真田三勇士 忍術名人 猿飛佐助』を書き下ろしたのが佐助誕生のきっかけです。以来、昭和初期に至るまで、超人的な身体能力と目にも鮮やかな忍術を駆使するスーパーヒーロー猿飛佐助の武勇伝は、講談はもちろん、数多くの小説、漫画、映画の中で描かれてきました。

 

「幸せの黄色いハタ」  

本作は、小説家としても活躍する神田茜の「創作講談」です。創作講談の中には、歴史上の人物や、事件にスポットを当てたもの、小説や漫画など原作があるものなど、色々ありますが、茜の創作講談は現代を舞台に、実体験を元に創っています。「どちらかと言うと笑いの多い話ですので、深く考えず楽しんでいただけたらと思います」と、本人談。

 

堀部弥兵衛の妻」  

江戸幕府、5代将軍綱吉の時代。播州赤穂浅野家の浪士47名が吉良上野介の屋敷に討ち入り、その首級を挙げたというお馴染みの「忠臣蔵」は、講談では『赤穂義士伝』と呼ばれます。「刃傷松の廊下(元禄14年3月14日)」の事件から、「吉良邸討ち入り(元禄15年12月14日)」で本懐を遂げるまでを描いたのが「本伝」。47士それぞれの物語を描いたものを「銘々伝」。義士にまつわる人々のエピソードを描いたものは「外伝」と言います。本作は「銘々伝」です。

「樋口一葉原作・大つごもり」  紅葉

「大つごもり」とは、大みそかの事。明治29年に24歳で夭折した樋口一葉の短編小説『大つごもり』は、一葉がなくなる2年前に、「文學界」第24号に発表されました。自身も赤貧に苦しんだ一葉は、年の暮れから大つごもりを背景に、女中奉公をしている薄幸の娘お峰の悲哀や、貧しさの中に生まれたが故に背負わされた悲運をつぶさに描いています。

11月2日(水)開催!第13回荻窪講談パンフレット完成

神田紅葉 真打昇進披露興行
■ 平成28年11月2日(水)

午後5時30分開場 午後6時00分開演
■ 杉並公会堂小ホール
東京都杉並区上荻1丁目23番15号JR荻窪駅より徒歩7分

出演講談師、演目はパンフレットにあります。
左の画像をクリックするとPDFファイルでパンフレットが開きます。

チケットに関するお問い合せは、
info@ogikubo-kodan.info まで

第11回荻窪講談大盛況終了!ご来場ありがとうございました!

今回も多くの皆様のお運びを頂き、第11回の公演も大盛況のうちに終演いたしました。ご来場大変ありがとうございました。恒例の「講談やってみまショー」に続き、今回はみのりの「吉岡治太夫」からの開演、表情豊かな武家物に続き、松之丞の立ち回りが激しく華やかな「芝居の喧嘩」、そして茜による奇想天外な創作講談、「初恋閻魔」は展開の読めない笑い話が会場をわかせました。仲入りでは、たのはぐ会八重幡会長がご挨拶させて頂きました。また前回に引き続き、義援金をお渡ししている福島県矢吹町の野崎町長はじめ、栗林教育長、諸根町議会議長、鈴木町議会副議長に来場頂き、町長にご挨拶頂きました。今後も支援と交流を継続し、復興支援のお助けができればと思っております。仲入り後は、昌味の「爆裂お玉」、悪党を演じ分ける「味」のある芝居につづき、大トリ神田紅。今回は、冒頭の「講談やってみまショー」で毎回皆様にやって頂いている「真田幸村大阪出陣」、お馴染みの口上も、さすがに本番の名調子は熱が入り、会場からも多くのお声を掛けを頂き盛り上がり大団円となりました。次回第12回荻窪講談は、2016年5月18日(水)開催です。次回もお楽しみ頂けるよう、演者、主催者一同尽力いたします。ぜひご来場ください。
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photo by saito(たのはぐ会)

11月4日(水)開催!第11回荻窪講談パンフレット完成

■ 平成27年11月4日(水)
午後5時30分開場 午後6時00分開演
■ 杉並公会堂小ホール
東京都杉並区上荻1丁目23番15号JR荻窪駅より徒歩7分

出演講談師、演目はパンフレットにあります。
左の画像をクリックするとPDFファイルでパンフレットが開きます。

チケットに関するお問い合せは、
info@ogikubo-kodan.info まで